【あとがき】小池正博『転校生は蟻まみれ』のあとがき
- 2016/02/08
- 12:42
『水牛の余波』以降、2011年から2015年までの302句を収録した。第一句集とは異なった世界を構築すべきという自縄自縛にとらわれたが、人はそんなに簡単に変われるものではないことに気づいた。
「川柳」とは何か、今もって分からないが、「私」を越えた大きな「川柳」の流れが少し実感できるようになった。けれども、それは「川柳形式の恩寵」ではない。「川柳」は何も支えてはくれないからだ。
小池正博「あとがき」『転校生は蟻まみれ』
「川柳」とは何か、今もって分からないが、「私」を越えた大きな「川柳」の流れが少し実感できるようになった。けれども、それは「川柳形式の恩寵」ではない。「川柳」は何も支えてはくれないからだ。
小池正博「あとがき」『転校生は蟻まみれ』
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