【お知らせ】週一連載「フシギな短詩」『およそ日刊俳句新空間』
- 2016/02/12
- 01:17
『およそ日刊俳句新空間』で毎週火曜日に「フシギな短詩」を連載させていただくことになりました。
「フシギな短詩1[御中虫] 」『 およそ日刊「俳句新空間」 』
『およそ日刊俳句新空間』は、俳句のサイトではありますが、俳句・川柳・短歌のあいだを往還させていただこうかなと思っております。
穂村弘さんが、「うまい短歌はどれも不思議にみえます」とおっしゃっていたんですが、わたしは短詩=定型という枠組みそのものがいつもとてもフシギにみえます。
そうしてそのフシギな枠組みにあたまからつっこんでいく行為「詠む/詠う」をいつもとてもフシギにおもうのです。
西原天気さんとお話させていただいたときに、わたしの記憶がたしかならば、西原さんが、俳句という枠組みのなかでヘンなことをしてみたい、とおっしゃっていてとても印象的でした。わたしも定型とヘンはどこかで親和性が高いんじゃないかなとそのとき思ったのです。そして、わたしもそのヘンを追い求めているかもしれないと思いました。できれば、定型をとおして、〈ファイナル・ヘン〉をさがしだすことがわたしの人生の目標かもしれないと思いました。
ほんとうは通しのタイトルを「ヘンな短詩」にしようかなとも思ったのですが、「ヘンとは何事!」と怒られるかもしれないので、フシギにしました。
しかし、わたしにとって、ヘンとは最大価値であり、いまもすばらしいものです。そうして、それを考えさせる定型は、わたしにとっていつも〈フシギ〉なのです。
第一回は、御中虫さんです。わたしは御中虫さんの句集をとおしてはじめて関さんに出会いました。
はじめて出会った関さんは、揺れていました。
「フシギな短詩1[御中虫] 」『 およそ日刊「俳句新空間」 』
『およそ日刊俳句新空間』は、俳句のサイトではありますが、俳句・川柳・短歌のあいだを往還させていただこうかなと思っております。
穂村弘さんが、「うまい短歌はどれも不思議にみえます」とおっしゃっていたんですが、わたしは短詩=定型という枠組みそのものがいつもとてもフシギにみえます。
そうしてそのフシギな枠組みにあたまからつっこんでいく行為「詠む/詠う」をいつもとてもフシギにおもうのです。
西原天気さんとお話させていただいたときに、わたしの記憶がたしかならば、西原さんが、俳句という枠組みのなかでヘンなことをしてみたい、とおっしゃっていてとても印象的でした。わたしも定型とヘンはどこかで親和性が高いんじゃないかなとそのとき思ったのです。そして、わたしもそのヘンを追い求めているかもしれないと思いました。できれば、定型をとおして、〈ファイナル・ヘン〉をさがしだすことがわたしの人生の目標かもしれないと思いました。
ほんとうは通しのタイトルを「ヘンな短詩」にしようかなとも思ったのですが、「ヘンとは何事!」と怒られるかもしれないので、フシギにしました。
しかし、わたしにとって、ヘンとは最大価値であり、いまもすばらしいものです。そうして、それを考えさせる定型は、わたしにとっていつも〈フシギ〉なのです。
第一回は、御中虫さんです。わたしは御中虫さんの句集をとおしてはじめて関さんに出会いました。
はじめて出会った関さんは、揺れていました。
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