【あとがき】小池正博『蕩尽の文芸』のあとがき
- 2016/06/17
- 00:24
他者の言葉に自分の言葉を付ける共同制作である連句と、一句独立の川柳の実作のあいだに矛盾を感じることもあったが、いまは矛盾が大きいほどおもしろいと思っている。連句と川柳──焦点が二つあることによって大きな楕円を描きたいのだ。
未完性・未了性はのぞむところである。先へ進む精神を私は連句から学んだのではなかったか。
小池正博「あとがき」『蕩尽の文芸』
未完性・未了性はのぞむところである。先へ進む精神を私は連句から学んだのではなかったか。
小池正博「あとがき」『蕩尽の文芸』
- 関連記事
スポンサーサイト
- テーマ:詩・ことば
- ジャンル:小説・文学
- カテゴリ:あとがき選集