あとがきに向かってわたしは言った。「わかった! 理解したよ!」と。
- 2016/09/19
- 21:50
ひとは生きていくなかでいろんな風景をみるけれど、たとえどうにもならない状況もそのひとしか体験できないことがあるので、それはそれでやってきたひとつの風景なのかなと思う。
どうにもならなかったことも含めて《風景》なのだと。
表現をやっていてちょっとおもしろいなと思ったのが、じぶんの身体が動きはじめたことだ。わたしは昔から〈部屋でする冒険〉が好きだったが(おい、この部屋、まだ奥があるぞ!)、けっきょく部屋の活動を突き詰めていくと〈外〉につきぬけるんだなとおもった。
わたしは部屋にむかってこんなふうに言った。「わかった! 理解したよ!」
だからあなたに書いた手紙のさいごにわたしはこんなふうに書いた。「部屋の冒険は外に通じていました。」
どうにもならなかったことも含めて《風景》なのだと。
表現をやっていてちょっとおもしろいなと思ったのが、じぶんの身体が動きはじめたことだ。わたしは昔から〈部屋でする冒険〉が好きだったが(おい、この部屋、まだ奥があるぞ!)、けっきょく部屋の活動を突き詰めていくと〈外〉につきぬけるんだなとおもった。
わたしは部屋にむかってこんなふうに言った。「わかった! 理解したよ!」
だからあなたに書いた手紙のさいごにわたしはこんなふうに書いた。「部屋の冒険は外に通じていました。」
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