【あとがき】福嶋亮大「あとがき」『復興文化論』
- 2016/09/25
- 11:09
常識に反して、ときには《歴史を手放すために書かれる歴史》もあり得るのではないかと私は密かに思っている。それに、私たちは往々にして、手と手を放したその瞬間においてこそ、相手の本当の姿、本当の色、本当の匂いを理解するものではなかっただろうか? 私は究極的には、手と手を放した瞬間の昂ぶりに劣らない「作品」を書きたかったのである。
福嶋亮大「あとがき」『復興文化論』
福嶋亮大「あとがき」『復興文化論』
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