【あとがき】竹田青嗣『21世紀を読み解く竹田教授の哲学講義21講』のあとがき
- 2016/09/26
- 16:53
「原理」の方法には大きな利点が二つある。一つは、どんな精緻で高尚な理論でも、まずその思考の「原理」を確認するという視点をとれば、それがほんとうに独創的な考えかどうかをはっきりと判断できる。つまり「難解なものは深淵である」という迷妄から解き放たれる。もう一つは、いったん優れた「原理」が深く腑に落ちれば、ほかの雑多な考え方で考え進むことが難しくなることだ。
竹田青嗣「あとがき」『21世紀を読み解く竹田教授の哲学講義21講』
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