【お知らせ】「フシギな短詩・10月のまとめ」『およそ日刊「俳句新空間」』
- 2016/10/28
- 00:31
今月は、世界の隅々にまで視線を向けてみようということを意識して書いてみました。
できるだけ、遠くまでいってみようと。
もしそこでくじけたら、あえてそこでくじけてみようと。
ながや宏高さんが歌のなかで言っていたじゃないかと思ったんです。《とりあえず、祈って乗り込め》と。
とりあえず、祈って乗り込め──。それを今月のテーマにしたいと思いました。そこから、はじめて、おわりにしようと思いました。
お前と世界のたたかいでは、世界に味方せよ──。
【46、小坂井大輔さんと三十五歳問題】
芥川龍之介にはおそらくいなかった「死ぬなと往復ビンタしてくる」先生。2016年の35歳は、奇妙に〈ひらかれた場所〉に、いる。
【47、笹井宏之さんとえーえん/永遠】
かつてジャック・ラカンは言った、「えーえんとくちからえーえんとくちから永遠解く力を下さい」
【48、ながや宏高さんと覚悟】
この連作の水は、このわたしに覚悟を要請してくる水だ。境界を越えるのか、越えないのかの、覚悟を。おまえはどうするのか、と。
【49、壇蜜さんと友だちってなんですか】
手放せることが出会いなのかもしれない。なんか、あ、手放していいんだなって。ともだちってなんですかってきかれたら、たぶん、手放せることだなって。
【50、ミムラさんと音のとげ】
短歌は〈音のきもちよさ〉だけでなく〈音のきもちわるさ〉も考えることができるジャンルかもしれない。〈きもちよさ〉だけでなく〈きもちわるさ〉に敏感であるためにはどうしたらよいのか
【51、斉藤斎藤さんと歩くしかないように歩いた】
船のなかでは手紙を書いて星に降りたら歩くしかないように歩いた
【52、村上春樹さんと若山牧水】
でも青がないんだ、と僕は小さな声で言った。そしてそれは僕が好きな色だったのだ。
【53、岩田多佳子さんと世界に味方せよ】
お前と世界のたたかいでは、世界に味方せよ──。
できるだけ、遠くまでいってみようと。
もしそこでくじけたら、あえてそこでくじけてみようと。
ながや宏高さんが歌のなかで言っていたじゃないかと思ったんです。《とりあえず、祈って乗り込め》と。
とりあえず、祈って乗り込め──。それを今月のテーマにしたいと思いました。そこから、はじめて、おわりにしようと思いました。
お前と世界のたたかいでは、世界に味方せよ──。
【46、小坂井大輔さんと三十五歳問題】
芥川龍之介にはおそらくいなかった「死ぬなと往復ビンタしてくる」先生。2016年の35歳は、奇妙に〈ひらかれた場所〉に、いる。
【47、笹井宏之さんとえーえん/永遠】
かつてジャック・ラカンは言った、「えーえんとくちからえーえんとくちから永遠解く力を下さい」
【48、ながや宏高さんと覚悟】
この連作の水は、このわたしに覚悟を要請してくる水だ。境界を越えるのか、越えないのかの、覚悟を。おまえはどうするのか、と。
【49、壇蜜さんと友だちってなんですか】
手放せることが出会いなのかもしれない。なんか、あ、手放していいんだなって。ともだちってなんですかってきかれたら、たぶん、手放せることだなって。
【50、ミムラさんと音のとげ】
短歌は〈音のきもちよさ〉だけでなく〈音のきもちわるさ〉も考えることができるジャンルかもしれない。〈きもちよさ〉だけでなく〈きもちわるさ〉に敏感であるためにはどうしたらよいのか
【51、斉藤斎藤さんと歩くしかないように歩いた】
船のなかでは手紙を書いて星に降りたら歩くしかないように歩いた
【52、村上春樹さんと若山牧水】
でも青がないんだ、と僕は小さな声で言った。そしてそれは僕が好きな色だったのだ。
【53、岩田多佳子さんと世界に味方せよ】
お前と世界のたたかいでは、世界に味方せよ──。
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