【あとがき】伊藤剛『テヅカ・イズ・デッド』のあとがき
- 2016/11/19
- 05:29
サザエさん一家が花見に出かけ、波平が包みを失くす。包みを探して一家は地面を見ながら公園の中をめぐる。しかし、見事な桜の木の元にくると、一家は一斉に「まあ、きれい!」と上を見上げてしまう。波平が失くした包みは、その木の根元にあったのである。
そう、桜の木の根元には、荷物がたくさん落ちていたのである。私は、それを拾って回ったにすぎない。
伊藤剛「あとがき」『テヅカ・イズ・デッド』
そう、桜の木の根元には、荷物がたくさん落ちていたのである。私は、それを拾って回ったにすぎない。
伊藤剛「あとがき」『テヅカ・イズ・デッド』
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