【お知らせ】「今月の歌 斉藤斎藤のふとん」『かばん』2016年12月号
- 2017/01/07
- 17:18
2017年12月号の『かばん』の「今月の歌」において、斉藤斎藤さんのふとんの歌について取り上げさせていただきました
今回、『渡辺のわたし』とは、〈私〉のありかたをめぐる〈忍耐〉の一冊なのではないかとした上で、哲学者リチャード・ローティの「アイロニー」という概念を借りながら、以前から気になっていた『渡辺のわたし』のふとん的主体のありかたについて考えてみました。ローティとふとん。
ときどき、買い物をしながら、手紙を書きながら、なにかをあたためながら、こしかけながら、うとうとしながら、得たものや失ったものについてかんがえるんです。
ふとんとは、いったい、なんだったのか、と。
母さんがふとんを叩く「母さんがふとんを叩くと感じるのですね」 斉藤斎藤
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