【お知らせ】第三回攝津幸彦賞作品論「俳句の剥き身-夏木久「呟き(Twitter)クロニクル」を読む-」『豈』59号・2016年12月
- 2017/01/22
- 16:08
『豈』59号(2016年12月)に、第三回攝津幸彦賞作品論として「俳句の剥き身-夏木久「呟き(Twitter)クロニクル」を読む-」を寄稿しました。
攝津幸彦さんのことを考えることはたぶんじぶんにとっては俳句を剥いたあとのことを考えることにちかい気がするんですよね。〈剥け俳句〉とはなにか、ということです。
それはある種、とってもびんかんで、イリーガルで、いたいたしい、なにかのようなものなんですが、その俳句の剥き身のひとつの答えが夏木久さんの連作にはあったような気がしたんですね。
ですから、2016年は、わたしは、ずっと、剥き身のことを考えていました。剥けるということについて、それは俳句の。
街の灯を束ねパンダは階下へと 夏木久
三島忌の帽子の中のうどんかな 攝津幸彦
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