【お知らせ】「叢林の根っこ-安井浩司の原稿「叢林の中で」から-」『俳句新空間』7号、2017年3月
- 2017/03/29
- 00:53
今回俳句新空間に寄せられた安井浩司さんの原稿から「叢林の根っこ-安井浩司の原稿「叢林の中で」から-」(『俳句新空間』7号、2017年3月)という文章を書かせていただきました。
今回、〈俳句の根っこ〉とはなんだろうということをテーマに据えて書いてみました。これはもしかしたら田島健一さんも『ただならぬぽ』や時評などで展開されている問題かもしれません。俳句が俳句であるためには、俳句が俳句になりきれないためには、俳句が俳句であろうとすることは、どういうことなのか。
そんなことを安井浩司さんの原稿を読ませていただきながら、かんがえてみました。
わたしたちの、働くことの、食べることの、話すことの、つながることの、ゆずることの、殴ることの、わらうことの、いきあうことの、根っこにはなにがあるのか。蝶。
根の研究あかるくて見えにくい蝶 田島健一
往くも還るもきみ一人である。師も同志も何処にも居ないのである。そこに在るのは、唯一本の乞食杖だけだが、それを頼りにいわゆる“二十一世紀”の宇宙へ旅立って欲しいのだ。 安井浩司「叢林の中で」
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