【川柳連作】「あたまどうしたんだろうわたしの」『触光』52号、2017年6月号
- 2017/10/23
- 10:17
封筒をゆっくりあけるときの顔 柳本々々
太初の青さいったりきたりする鬘 〃
親鸞と夜中に跳ね起きて叫ぶ 〃
文学だったら信じてもいい鳥 〃
バスも電車も蛭子能収の笑い声 〃
鯛 あたまどうしたんだろうわたしの 〃
さびしくてほとんどきょうは種である 〃
柳本々々「あたまどうしたんだろうわたしの」『触光』52号、2017年6月号
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