【詩43】でしょうね
- 2023/09/26
- 00:00
すっと ずっと
だきあってるのを
ねこがじっとみてた
ことがあります
そのときわたしは
ねこがうずくまるおさむらいさん
に みえて
これは 霊かなんかが
かんけいしてるのかな
と おもいました
霊 というか かじょうな時間かなにか が
かんけいしていたのでしょうか
いっかいだけ霊と話せるきかいが
ワンチャンスきたときに
たまたまだきあってたと します
なにをはなせばいいのか
へえだきあうことがあるんだね
というかんじで
おさむらいさんの霊 かなんか
ねこ かなんかが
オーヴァーラップしながら
わたしをみています
だく ってみられると
ふしぎなこういに
なっちゃいますからね
わたしは
だきあう ってこんなかんじが
ただしかったんでしたっけ
かなんか そんなようなことを
霊に ききます
それがさいしょでさいごの
霊とのたったいっかいかぎりの
コミュニケーションになりました
霊は くびをふりました
ちがってたのです
そのだきかたはちがう
それで奇跡のやりとりはおしまいでした
わたしは 券 かなんか
そんなようなものを使っちゃったんですね
きょうじゃく
をつけながら
だきあげる だきしめる
だきよせる だきほどく
それが けっかとして 霊的なアンテナに
なっていたようでした
へやに ロシア人の宇宙飛行士の霊や
モンゴルのおすもうさんの霊
アナウンサーやチーズ職人の霊など
も いたかとおもいます
このせかいにおいて かこ
さまざまなやくわりをもった
霊がやってくる
なんかいも
抱く ってことが
部屋をかえてしまったんですね
きせつは
秋でした
でも です
まねきよせられた
霊のひとたちも
いまいち
よくわかっていないようでした
じぶんは霊かなんか そんなもの
だろうとおもってる
ワンチャンスまだいきてるのかな
どうなんかな かなんかかな
と おもってる
むしろ かなんか が
だいじだとおもってたみたいなんです
霊ってみんなそう感じてるみたいです
わたしたちいきてるものにあってる
ときのじかんは とりわけて
霊がごちゃごちゃするへやで
わたしたちはだきあって
いろんないみでふくざつに
なって ゆきました
わたしはだんだん
熱があがって
いっしょにいきていこうとか
わけわかんないことも
いってしまいました
まあ とっても生きてたわけです
ゆかをごろごろ
だきあいながらころがったときでした
ねこがぐっとちかづいて
わたしのかおをみています
猫ってすごくちかくでみると
猫 かなんか にみえるのです
ねこ なんか ゆってます
でしょうね とわたしはねこにいいました
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