【あとがき】金原まさ子『カルナヴァル』のあとがき
- 2015/01/27
- 23:15
『カルナヴァル』は私の第四句集であり、また最後の句集でもあると思っています。最後の句集ならば「清く正しく美しく」あらねばと思い、いや私にはムリと思い、そして、このように、祭のような(と言いたい)句集になりました。
以前、どなたの作でしたか「……人の終りは火の祭」という句に出会い、深く心にとどめてあったのが甦り、依り憑いた感じです。祭の賑やかさ、淋しさ、残酷さ、歌舞伎の「夏祭浪花鑑」の世界です。好きなのです。
AB型、天然。来し方にミスが多く、なんとか糊塗しようとして上塗りになり、ただ趣味にも実務にも、すべてに私なりの全力であたり、生きていましたら、いつの間にか百歳を越えていました。
金原まさ子「あとがき」『カルナヴァル』
以前、どなたの作でしたか「……人の終りは火の祭」という句に出会い、深く心にとどめてあったのが甦り、依り憑いた感じです。祭の賑やかさ、淋しさ、残酷さ、歌舞伎の「夏祭浪花鑑」の世界です。好きなのです。
AB型、天然。来し方にミスが多く、なんとか糊塗しようとして上塗りになり、ただ趣味にも実務にも、すべてに私なりの全力であたり、生きていましたら、いつの間にか百歳を越えていました。
金原まさ子「あとがき」『カルナヴァル』
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