【短歌】車窓から…(「第四六二回 公募短歌館 加藤治郎 選・秀逸」『角川短歌』2015年10月号)
- 2015/09/21
- 13:42
車窓から世界をみると助動詞や助詞や名詞がどうでもよくなる 柳本々々
(「第四六二回 公募短歌館 加藤治郎 選・秀逸」『角川短歌』2015年10月号
【加藤治郎さんから頂いた選評】風景ではなく世界ということでメタフォリカルな場が生まれる。車窓は動と静の境界にある。助動詞、助詞、名詞が排除される。動詞が暗示されている。
たぶん口をとがらせてるね だまったきりひとさし指をまわしてる、ふん 加藤治郎
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