★新しい連絡先
- 2033/02/13
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inm7050※gmail.com※を@にしてお送りください。これまでの連絡先が使用できなくなったため、新しい連絡先をつくりました。お手数かけますがなにかありましたらこちらまでよろしくお願いいたします。...
【詩113】追ってくる放課後
- 2023/12/05
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放課後 ってちゃんと過ごした?ってしつもんされてえっ どういうこと?放課後って 学校おわったらみんな走って帰ってたんじゃないの?放課後ってなんかひみつがあったのとわたしはきく だとしても ておくれなんだが放課後っていうのがぶんきてんになって放課後船にのったひとたちとのらなかったひとで別れちゃったとかあるの?じつはすこしそんな き がしたことがあったのよ放課後を身につけたひとたちとはことばづかいや...
【詩112】せつない会
- 2023/12/04
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ときどき 切なくてみちのとちゅうでくずおれているひとがいる。だいじょうぶですかとわたしはいう。ええ、せつなくて。でも、だいじょうぶです、ありがとう。わたしもときどきせつなくなってみちをあるけなくなることがあるんです、とわたしはいう。せつないってやっかいですね。ええ、ほんとうに。せつなさをとめることはできないんでしょうか。わたしもそうおもって、まいにち、新聞をよんでいますが、なかなかせつなさについて...
【詩111】おいしいけむり
- 2023/12/03
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詩を書くってかっこいいって話していた女の子がいてそうかあ 詩を書くってなんだか恥ずかしいことのようにもおもえるんだけれどと わたしはいがいなかんじがして話をきいていましたどんな詩もことばがおさしみのようにかんじられるから 詩はすごいよとそのこは話していましたおさしみ?とわたしはいいましたなんだか き をぬいているうちに魚の話になってる?ことばがなまものだってかんじられるのそのことばのにおいとかもし...
【もともと日記】すなおと時空
- 2023/12/03
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時空をとびこえるようなこといわないでくれと怒られたことがあって 時空とびこえてるわけでもないんですよすなおにそう思っただけで っていったら更に怒られて。でも時空に対抗するためにはもうすなおさしかないと思ったんですよ。時間に対抗できるのは素直かなって。すなおな戦士になるしかないぞと。 motomoto diary 1/10「うん」と「ううん」でなんであんなに意味がぜんぜんちがうんでしょう、おんなじ感...
【詩110】僕
- 2023/12/02
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ときどき きょうしつで僕 ってどんなときにつかうんだろうと 話し合うことがあります 帰りたくなったときじゃないですかといった生徒さんがいました えっ とわたしはいいました 帰るって どこに?家とおもえた場所に帰りたくなったときにひとは 僕 というんじゃないですかそれいいね といってわたしはホワイトボードにしんちょうにかきました かえりたくなったとき 階段をのぼるちからすらなくなる日が あした あ...
【もともと日記】詩すてむえんじにあさん日記
- 2023/12/02
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この世界のやばいものについて話をしてたときに 真夜中がやばい っていったひとがいて、みんなたしかにねって顔をしました。真夜中って後悔する決断しちゃったりするしね。真夜中こえらんないひとたくさんいるしね。いいこともわるいことも真夜中に起きちゃうんだよ。みんなまじめな顔になりました。 motomoto diary 1/6川上弘美の『神様』が好きで何度も読み返そうとするがそのたびに見つからない。見つから...
【詩109】星の自傷
- 2023/12/01
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傷つくように起きてきておどろくほど髪がゆれているそうして「星座を 乱さないで」と ゆう「あっ そういえば」とわたしはいったほむらさんの署名入りの歌集をかったら たしか 星座の混ざり合うふたりって 下の句が署名のわきにはいってたよ星座って混ざるんかねあらゆる星よ まぜるなきけんだね 星はさ あのさ 起きてる?きみはめをとじてだまってきいている それか ねてるぼくとまざることはない星座はさふだんま...
【詩108】星の鳴き声
- 2023/11/30
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ふらふら起きてきて髪が跳ねたまま「星って 鳴く?」と ゆう「鳴くよ」とわたしはいったギギギギギギギギってきいたことあるよ星が 鳴いてるの起きてきてゆめのつづきでしつもんするのっていいことだよねとわたしはおもうゆめのなかでもゆめのあとでもこのせかいのいろんなものがなくのかなかないのかひとつ ひとつ精査していく釦はなくのか冷蔵庫は階段は食パンは食パンを咥えたおんなのこは月はこのせかいで感知できるものは...
【もともと日記】きぼー
- 2023/11/30
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おたがいがおたがいをさぐりあっていたときがある。ぐるぐるぐるぐるさぐりあっていた。わたしはかのじょに、ねえぼくらこのままあの虎たちのようにぐるぐるぐるぐるおたがいのせなかを追いかけすぎてバターになっちゃうことないよね、といった。あれ、パンケーキになってたよね? パンケーキになれんならよくない? とかのじょはいう。たしかに。 motomoto diary 1/2ともだちになりましょうといわれて、とも...
【詩107】ぴよぴよⅡ
- 2023/11/29
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すごくおいしいスープをつくってくれたひとがいて 「たまげたなあ」とぼくはいったんだけれどこれどうやってつくったのと きいたらわらってこたえてくれなかったははは おかしいねでも どうやってと きいたらきみはわらったままだったここであなたはぴよぴよしていなさいってポイントがあるじゃないですか生きてるとそこからあなたはくわしくなれないのけいけんつめないのたちいることができないのだからここでけんめいにぴ...
【現代川柳】ひかりのこと、おんなのこのこと
- 2023/11/29
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ひかりのこと、おんなのこのこと 読むたびに こたえ が書いてある手紙 ひかりのことをかんがえない日 おんなのこの詩をかいているおんなのこ 「詩じゃないの?」「詩じゃないみたい」「噛む?」「噛むよ」...
【詩106】みたいな日の詩
- 2023/11/28
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かくしんはつかないことにしましょう をメインテーマにわたしたちは みたいなはなしをすすめたあの花みたいなの すきみたいなきがすると まあ そういうかんじのはなしかたでそのことを話すというよりはきょう あたらしくみつけた森をうろうろするかんじで てまえにいよう きょうみたいな日はっていうことなのかなとわたしがいうとまあそういうことみたいなきがするときみはいうきょうみたいなひにであったひとはみたいなひ...
【詩105】おーい
- 2023/11/27
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おーいって て をおおきくふるひとはなんで詩に似てるんだろう 秋の公園でいわれてわたしも うーんかんがえてみたひ のまぶしい公園のまんなか わかりました虹をうんでみますね噴水が虹をうんでいるおーいおーいとおおきくてをふるってことはそんだけあなたに話したいことがあるんですってことでしょうそれが 詩 ににてくるってことなのかな あなたは話したわたしはあたまのなかでおーいおーい とわたしにとおくから...
【詩104】渦
- 2023/11/26
- 00:01
うず ってお好きでしたよねと ふいにいわれてうずってきらいなひとがいるんですかみんな うず すきでしょうと いってしまう洗濯しながら洗濯機のなかのうまれたてのうずをみんなだまってじっとみてるんじゃないですかと いってしまういや でも そうはいってもじつはそんなにすきだというわけでもないんですこいびとがうずがすきでうずやめらんないわとよくいっていましたそのせいか すこしうずにかんしては トラウマなん...
【もともと日記】月にポエる
- 2023/11/26
- 00:00
ぺんぺん草なんか似合うからもちあるくといいよ、といわれたことがあって、えー草をもちあるくなんていやだなー、妖精の かす かなんかだとおもわれそう、といったら、きみ、たとえ、ってしらないのかな、という。たとえ、ってなんすか、ときくと、くっつきそうなものをくっつけることだよ、ときみはいう。 motomoto diary 12/29はちまきってさいきんしてますか? ときいたら、はちまきさいきんしてないなあ、...
【詩103】過去(かこ)
- 2023/11/25
- 00:01
かなしくなると電話をかけたくなるひとがいて電話をかけると またかなしくなったんですか といわれる ほんとうに未来はざんねんだったね まだかなしみをいやすくすりはかいはつされていないよ と電気をとおしていわれる でもこの未来には 花 や 歌 や 楽器 や 風 や やさしいひと や いちごがトランポリンしているようなホットケーキがあるよ ともいわれる わたしはだまってきいている かなしみをいやせ...